RealwearのスマートグラスHMTは製造業やインフラ会社、建設会社など幅広い業界で2,500社(日本国内だと600社)に採用されていますが、BMWやToyota (Lexus Europe)、PSAグループ、Porsche、Renault Truckなどの自動車メーカーにも多く導入されています。
ディーラーのエンジニアがスマートグラスを頭に装着して、カメラ映像をテレビ会議で遠隔の方に共有したり、ディスプレイでメンテナンスマニュアルなどの資料を確認できます。端末は音声操作が可能なので、現場のエンジニアは安全性を守りながら、両手で作業ができます。
BMWは米国の347拠点のサービスディーラーで数百台のRealwearスマートグラスを導入しており、自動車の点検やメンテナンス作業が75%速くなったと報告しています。同様に、フォルクスワーゲンも作業効率が93%上がったと報告しています。
従来のプロセスでは、サービスディーラーでの修理やメンテナンス作業で問題が発生した場合、自動車メーカーのエンジニアが出張で現場に赴き作業を一緒に進めていましたが、修理までのリードタイムが長かったり、出張費などがかかるという課題がありました。スマートグラスを導入して自動車メーカーのエンジニアは移動をせずに現場の遠隔支援ができるようになり、作業効率やエンジニアの稼働率が上がるだけでなく、メンテナンスのリードタイムが短縮されたことによりお客様の満足度も上がりました。
Porscheはスマートグラスを導入してから、作業効率が40%速くなっただけではなく、サービスディーラーの顧客満足度調査で1位に輝いたこともあります。
日本の自動車メーカーでは、トヨタ自動車が欧州のレクサスサービスディーラーで導入しており、作業効率と顧客満足度が上がり、サービスコストを20%削減できたと発表しています。スマートグラスを使った遠隔販売を検討しています。
現在、Realwearのスマートグラスは日本国内での実績が無いものの、豊田通商や三菱商事テクノスなどの自動車業界に強い商社がRealwearの代理店をしており、共に日本のサービスディーラーへの普及を目指します。
詳細資料はこちらからダウンロード可能です: https://realwear.box.com/s/napv18cuuj3vvf2mdfrmfs4695c7ci1v
お問合せは yoshio.matsunaga@realwear.com 宛てにお願いいたします。
Posted by Yoshio Matsunaga 松永 吉央 ゼロワンジャパン